この記事では、リボーンベジタブル(リボべジ栽培)とは何か、リボーンベジタブルのやり方やできない野菜について解説していきます。
また、どんな野菜がリボーンベジタブルできるのか、おすすめの野菜も紹介していきますね。
リボベジとは?
リボべジとは、リボーンベジタブル(reborn vegetable)の略で、「再生野菜」のことです。
普段料理をする時に、捨ててしまう野菜のヘタや根っこなどを水につけて育てることをいいます。
最近SDGsという言葉をよく耳にしますが、個人でできるSDGsの取り組みとしてリボべジが注目されています。
種や苗を買う必要がなく、土や肥料も使わず、野菜を水につけるだけで良いので、初心者でも簡単にできるのが魅力です。
リボベジのメリット・デメリットを詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
リボべジのやり方
それではリボべジのやり方を説明していきます。
リボべジのやり方はとてもシンプルです。
・水を入れて毎日水を取り替える
・日当たりの良い場所に置く
以上です。
リボベジをする際の注意点
また、リボべジをする時の注意点を4つ紹介します。
①水を入れすぎると野菜が腐る原因になってしまうので、ちょっと少ないかな?と思うくらいがちょうど良いです。
②雑菌の繁殖や野菜が腐ってしまうのを防ぐために、水は最低でも1日に1回は替えましょう。
また野菜や入れ物にぬめりが出てきたら落としてあげましょう。
③直射日光は水の温度が上がって野菜が腐る原因になってしまうため避け、風当りが良く、適度に光が差し込む明るい場所に置きましょう。
④再生した野菜は生のまま食べると衛生的にあまり良くないので加熱するのがおすすめです。
リボベジをさらに楽しむ
ここからはリボべジをさらに楽しむための方法や魅力をお伝えします。
入れ物は家にある使わないコップや皿など何でも良いですが、プラスチック皿やプラスチックカップなど、普段捨ててしまうものを使うことでさらにエコになりますね!
そしてお気に入りの入れ物に入れればおしゃれなインテリアにも変身です!
再生させた野菜は、あと一品おかずがほしいなと思った時や料理に彩りがほしい時などに手軽に使うことができます。
良いこと尽くしのリボべジ、早速お料理ついでに手軽に始めてみましょう!
リボべジできない野菜
リボへジをするにあたって、リボべジできない野菜を知っておきましょう。
・根や葉のない野菜
野菜自体に根や葉がないと水につけても伸びるものがないのでリボべジできません。
例 きゅうり、オクラ、さやいんげん、トマトなど
・豆苗以外のスプラウト類
豆苗以外のスプラウト類は水につけても成長しないのでリボべジできません。
例 もやし、ブロッコリースプラウト、カイワレ大根など
リボべジおすすめ野菜
ここではリボべジできるおすすめの野菜を紹介します。
リボべジおすすめ野菜10選
・人参
・大根
・かぶ
・キャベツ
・レタス
・たまねぎ
・小松菜
・チンゲン菜
・ネギ
・豆苗
リボべジできるおすすめの野菜10種類を、リボべジで使う部分ごとに分けて解説していきます。
・ヘタの部分を使う野菜
人参、大根、かぶ
普段より少し厚いくらいの2~3㎝の厚さでカットすると育ちやすいです。
野菜が腐ってしまうのを防ぐためにカットした断面が水に浸かるくらいの少なめの水を入れましょう。
人参はリボベジのなかでも一番やりやすく人気でおすすめのやさいです。
詳しくはこちらの記事を参考にしてみて下さいね~
・芯の部分を使う野菜
キャベツ、レタス
野菜が腐ってしまうのを防ぐために芯の部分だけ水に浸かるようにしましょう。
根元や葉を残してカットすると育ちやすいです。
たまねぎ
丸ごとリボべジに使うこともでき、おしゃれな見た目になります。
丸ごとリボべジする時は根っこの部分が水に浸かるようにしましょう。
根元の部分を使う野菜
小松菜、チンゲン菜
根元を3㎝くらいカットして使います。
カットする時に葉を少しだけ残したり、葉が伸びてきたら周りのいらない茎を取り除くと育ちやすいです。
ネギ
根元を5㎝くらいカットして使います。
葉が細長く伸びるため、数本まとめて束ねて縦長の入れ物に入れると育てやすいです。
豆苗
葉の部分を少し残してカットして、根っこの塊を水につけます。
根元にある豆の部分が水に浸かると腐ってしまう原因になるため、水の量に注意が必要です。
以上の10種類の野菜はどれも簡単に手に入って、手軽にリボべジできるのでおすすめです。
まとめ
ここまでリボーンベジタブル(リボべジ)のやり方、できない野菜とおすすめの野菜をお伝えしてきました。
おいしく楽しく簡単にできるリボべジ、あなたもせひやってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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