小学校への入学準備の1つとして、大きなランドセルは大きな買い物ですね。
６年間、子供と一緒に学校に通ってくれる相棒のようなものなので、どんなランドセルにするか悩むところです。
最近では『ラン活』などという言葉があるほど、ランドセルには、デザインなど種類も多く、人気のランドセルは早々に予約完売ということもあります。
そのランドセル、誰が買うのが正解なのでしょう。
ランドセルは、入学する子供の親が用意するというのが基本的な考えです。
ですが、祖父母からの贈り物としてランドセルを買ってもらうご家庭が多いのではないでしょうか。
孫のために…という祖父母の思いがあるのが前提ではないかと思います。
それは、祖父母のご好意であって、「祖父母が買ってくれないのはおかしい」という考えはちょっと違うのではないか、と感じます。
誰が買うのが正解ということはありません。
祖父母のご好意を受け取るのか、自分の子供のために自分で購入するのか。
どちらも正解だと思います。
ランドセルを祖父母が買ってくれないのはおかしい？
ランドセルは、誰が買ってもいいものです。
ただ、祖父母が買ってくれる場合が多いのは事実です。
あるアンケートによると、祖父母に買ってもらう割合は、約６割という結果が出ています。
半分以上の方が祖父母に買ってもらっているということですね。
可愛い孫のために、入学準備またはお祝いとしてランドセルを買ってあげたいという祖父母が多いようです。
ランドセルも決して安いものではありません。
ご家庭の事情によって、祖父母が買えない場合もあるかと思います。
先程のアンケートの結果のように、祖父母が用意することが多いので、当たり前のようになってしまっているかもしれません。
そのため、祖父母が買ってくれないのはおかしいと感じてしまう方もいるのはないでしょうか。
ですが、必ずしも祖父母が買うという決まりはないので、ご家族で話し合ってみてくださいね。
祖父母が買うイメージなのはなぜ
祖父母がランドセルを買う理由として、一番は可愛い孫が小学校に入学するのだからお祝いしたい、ということが多いようです。
ランドセルは一部の学校をのぞいて、購入が必要なものです。
子供にとっても、ランドセルというものは特別なもののように思います。
そんな孫のためにプレゼントしたいという祖父母の気持ちですね。
また、ランドセルの金額の相場は年々上がっています。
小学校に入学する時期は、何かとお金がかかります。
その中でもランドセルは高額なものです。
金銭的に援助するという意味も含まれるのではないでしょうか。
親としてはとてもありがたいですね。
せっかくなのでご好意は受けとっておきましょう。
祖父母が買う場合母方？父方？
ランドセルは、母方の祖父母か、父方の祖父母か、どちらが買うかというのも悩みますね。
ランドセルは、誰が買ってもいいのでこれには正解はありません。
先程のアンケートでは、母方か？父方か？という項目もありました。
結果としては、ほぼ半分ずつの割合でした。
ただ、父方は義両親にあたります。
なかなかこちらから言い出しにくいという意見もあり、自分の両親にお願いした、という人も多かったです。
どちらが買うか、でも揉めることのないように、双方に話をしておくことも必要かもしれません。
もし両方から申し出があった場合、どちらかを断らないといけません。
その場合、ランドセルの代わりに学習机をお願いするという方も多いようです。
同じくらいの金額のものなら、不公平も起きにくいのではないでしょうか。
他にきょうだいがいるのなら、下の子の時はお願いするなど、両方の実家の負担が同じくらいになるように考えると、揉めることは少なくなるのではないでしょうか。
買ってもらう時は、当たり前と思わずに、感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。
誰が買うかいつまでに決めるべき
『ラン活』という言葉ができたように、ランドセル購入時期は計画的に進めないと、欲しい商品が買えない場合もあります。
特に人気のブランドでは、早々に予約が完売してしまいます。
その時期は年々、早くなっていて、近頃では年中の間から始めないと間に合わないこともあるようです。
メーカーからのカタログは２〜3月ごろから取り寄せることができます。
４〜5月ごろには、展示会が始まったり、店舗でも実際に商品を見ることができるようになります。
子供の希望をききながら、商品を確認して、候補を絞っていきましょう。
予約ができるところは、コレと決めたら早めに予約しないと、お目当てのランドセルが完売してしまうこともあるので気をつけてください。
このスケジュールを踏まえて、誰が買うかを決めておくほうがいいですね。
年中になったら、そろそろランドセルのことを考え始めても早すぎることはないかもしれません。
もし、時間があうのであれば、一緒に展示会にいけるとスムーズかと思います。
一緒にいけない場合も、どのようなランドセルが欲しいかという相談はしておきましょう。
予約する前に、金額などの相談はしておかないと、後で揉めることになるかもしれません。
まとめ
ランドセルは、2つは必要ありません。基本的に1つを６年間大切に使うというものです。
それ故に誰が買うか、という問題がおこってしまいがちです。
ランドセルは、誰が買ってもいいのです。
絶対に祖父母が買うものと決まっているわけではありません。
早めに誰が買うか、ということを話し合っておくことが必要ですね。
お子様の好きなデザインや色など、迷うところはたくさんあります。
６年間、大切に使ってもらえるランドセルを買えることが一番です。
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