新学年になるとドキドキするのがクラス替えですね。
仲良しのお友達と同じクラスになれるのか。
引き続きこの先生が担任だといいな。
あの子は意地悪だから、違うクラスにならないかな。
など、いろいろ考えたりしませんか。
もし、現在のクラスで問題があった場合、クラス替えの配慮をお願いしてもいいのでしょうか。
この記事ではそんな悩みや疑問にお応えしています。
お子様のクラス替えについて悩まれている方の参考になれば幸いです。
\\クラス替えについて話し合いが始まるタイミングは学校によりますが、一般的には2~3月だそうです。こちらの記事にクラス替えはいつ決まるのか、また決め方などもまとめています。あわせてご参考にしてみて下さい。//
クラス替えの配慮やお願いはしてもいい?
クラス替えの時、特定の子とクラスを離してほしいなどの要望は伝えても問題ありません。
例えばお友達とのトラブルが絶えない、など、学校生活を送る上で悪い影響があるような場合は、学校に伝えておくほうが安心です。
トラブルが頻繁に起こった場合、他のクラスメイトにも影響が出ることがあります。
授業が進まないだけでなく、最悪の場合は学級崩壊ということもあります。
先生が、子供たちの関係性を知っていると、あらかじめクラスを離すという対処もできます。
学校側も大きな問題になりそうなことは事前に知っておきたいと思っているはずです。
ただ、大した理由もなく、
「あの子と同じクラスはイヤだ」
「あのこと同じクラスにしてほしい」
という要望は通らないと思います。
クラス替えの配慮やお願いの伝え方
配慮をお願いするときは、しっかり理由を伝えるようにしましょう。
・○さんと
・このようなトラブルがあった
・○○のような影響が出た
など、具体的に説明することは大事です。
学校に行きたくない、または行けなくなったということになる前に、先生も親もなんとかしておきたいところです。
残念ながら、馬が合わないため絶対にトラブルが起きる関係ということはあります。
一度の揉め事で、「この子とは合わない」と決めつけるのはいけません。
ぶつかる子とは何度もトラブルが起きてしまいます。
その際もできるだけ先生に報告や相談をしておきましょう。
席や係を一緒にしないなどの配慮もしてくれるはずです。
連絡帳に書いてもいいですが、我が子に知られなくない場合は手紙にすることもできます。
放課後に直接電話をかけるなど、担任と情報を共有しておくとクラス替えのタイミングでも配慮をお願いしやすいと思います。
懇談会の時は、担任の顔を見て話ができるチャンスです。
この時に、配慮をお願いしておいてもいいと思います。
クラス替えの配慮やお願いをするタイミング
クラス替えは、担任同士の会議で決まるところが多いようです。
その会議は春休みの間にあるようです。
早いところは、前年度の3学期から決めていくところもあるとのことです。
遅くても春休みになる前までに、配慮のお願いをしておかないと間に合わなくなります。
個人懇談会で話ができるといいのですが、3学期は個人懇談会が行われないところが多く、担任と話をするタイミングが難しいかもしれません。
2学期の時点で、困っていることやトラブルがあったということがあれば、その時に伝えておいてもいいと思います。
「このようなことがあったので、来年度はクラスを離してほしい」
とお願いしてみましょう。
どのような内容にせよ、トラブルがあった時は、担任に報告し相談しておくことは大切だと思います。
もし、担任の先生が相談に乗ってくれない、頼りないなどの場合は学年主任に伝えましょう。
それでも話にならない時は、教頭や校長に話をすることも必要となってくるかもしれません。
少しハードルは上がりますが、子供のためと思って頑張ってください。
クラス替えが決定し、発表されてしまうともう変更することはできません。
早めにお願いしておいてください。
クラス替えの配慮やお願いは叶う?
クラス替えの配慮のお願いは、先生にしても問題はありませんが、このお願いが100%叶うということはありません。
あくまで学校が配慮をしてくれる理由としては、トラブルの事前回避が目的のことが多いです。
「自分の子は○さんと仲がいいから同じクラスにしてほしい」
といったお願いは叶わないことが多いようです。
また同じクラスにしてほしくない子があまりにも多いと調整できません。
クラス数が少ない学校だと、クラスを離すことはできないこともあります。
たとえトラブルがあったとしても、解決できていたり大きな問題だと捉えられない時は配慮されないこともあります。
配慮してほしいというお願いであって、叶わないかもしれないということは頭に入れておいてくださいね。
まとめ
この記事では、クラス替えの配慮はお願いしても良いのかという疑問についてまとめました。
配慮をお願いすることは、特に問題がないとのことです。
新しいクラスを決める時には、先生同士で会議が繰り返されるようです。
学校生活を円滑に送るためには、トラブルのもとはなくしておきたいところです。
ただ特定の子とは合わないから、という理由ではなく、トラブルが起きやすい理由や、こちらが困っていることをきちんと説明することができれば、配慮をお願いしても大丈夫です。
クラス替えの会議は春休みに行われるところが多いようなので、遅くても終業式には伝えておいた方がいいです。
もちろんトラブルや困りごとがあるときは、早いうちに先生に相談しておいた方がいいですね。
その方がクラス替えの時、配慮してほしいということも伝わりやすいと思います。
子供が学校生活を送る上で、辛い思いをしないように…というのは親の願いです。
クラスを離すという配慮が必ずしも正しいのかもわかりません。
トラブルや悩み事を、その都度解決する力を持つということも子供の成長においては大切なことです。
子供と一緒に解決していく方法を探りながら、学校生活を送るということも必要となります。
どのような形でも、楽しい学校生活を送れるようになることが一番ですね。
コメント