1日に何度も使用するくしですが、ずっとそのまま使いっぱなしだと汚れるだけでなく臭くなってしまうんです。
臭いくし、髪に良くなさそうだし気持ち的にも使いたくないですよね。
そこで、今回はくしの種類別洗い方から臭い予防、洗うメリットについてご紹介します。
くしが臭い!洗い方のポイント
まず、くしが臭くなってしまった場合の洗い方をご紹介します。
くしが臭くなってしまう原因としては頭皮や髪の毛から付着する皮脂です。
皮脂を落とすには日頃のシャンプーと同じようにぬるま湯で洗剤を使用して洗い流す方法になります。
そして洗う際に気を付けたほうがよいポイントがあるのでチェックしておきましょう。
熱湯を使用しない
1つ目は熱湯を使用しないことです。
熱湯ってどことなく殺菌や消毒などで良さそうな気がしますが、くしの素材が傷んでしまったり変形してしまったりする要因となるので熱湯は使用しないようにしましょう。
優しい洗剤で洗う
つぎに2つ目、洗剤は重曹またはシャンプーを使用することです。
重曹やシャンプーではなくても中性洗剤ならばよいです。
素材のダメージに繋がってしまうので、洗浄力が優しいもので洗うように気をつけてくださいね。
しっかり乾燥
3つ目はきちんと乾燥させることです。
乾燥させないとせっかく綺麗になっても雑菌が繫殖してしまいます。
清潔なタオルやティッシュなどの上に毛先を下向きにしておくと乾きやすいですよ!
早く乾かしたくなってしまいますが、ドライヤーで乾燥させると熱で傷みや変形の要因となってしまいます。
ですので、洗ったくしは自然乾燥するようにしましょう。
ヘアブラシの洗い方(素材別)
洗い方のポイントまで分かったところで、つぎは素材別に洗い方を詳しくご紹介します。
・プラスチック
プラスチックは他の素材と比べると丈夫でお手入れが楽なのが特徴です。
まず、最初に髪の毛やほこりなどの汚れをできる限り除去します。
そして、洗面器などにお湯を溜めて中性洗剤を入れて数十分から一晩ほどつけ置きしておくと汚れが取れますよ。
あまりにも汚れがひどく取れない場合には洗濯用洗剤を使用してもよいですよ!
その後は残っている汚れを歯ブラシなどで落として水で洗い流したら自然乾燥させます。
つけ置き時間は汚れ具合によって変わるので様子を見ながらおこなってください。
また、大した汚れでない場合でも長時間つけ置きして問題ないですよ。
洗う頻度は週1回程度がおすすめです。
・獣毛
獣毛のくしは静電気が発生しにくく髪をなめらかに仕上げてくれるという特徴があります。
ですが、獣毛は自然のものなので扱いが難しく手入れもしにくいです。
水洗いには向いていない素材になるので、こまめにほこりや髪の毛を取り除き、ウェットティッシュで拭き取り、しっかりと乾燥させます。
うまくいかない場合には天然毛ブラシ専用のクリーナーというものもあるので活用してみるとよいでしょう。
水洗いができないので掃除する頻度は2,3日に1回程度がおすすめです。
・木製
とても肌触りの良い木製のくしですが、水に弱く乾きにくいという特徴があります。
乾きにくいということは雑菌が繫殖しやすい傾向にあるということになります。
なので、木製の部分にはなるべく水がつかないようにしましょう。
水につかないようにしなければならないのでつけ置きもやめておきましょうね。
くしやヘアブラシが臭い!予防と対策
それぞれの洗い方や特徴についてご紹介したので、つぎは臭くならないようにする予防と対策をご紹介します。
やはり汚れは塵積って山となるというように手入れを怠ってしまうと取るのが困難になっていきます。
なので、髪の毛やほこりをこまめに取ることが大切です。
使用した後にすぐ取るのが理想ですが、急いでいるときなど忘れてしまうこともあるのでなるべくすぐ取るように心掛けておくとよいでしょう♪
手で取りにくいときは綿棒やつまようじ、ヘアブラシ専用クリーナーを使用すると取れやすくなりますよ。
2つ目はガーゼやストッキングを付けて使用することです。
ガーゼやストッキングをブラシの根本にかぶせて使用することでくしに直接汚れがつきません。
汚れてきたらガーゼやストッキングを付け替えるだけで楽ちんですよ♪
くしやヘアブラシを洗うメリット
さいごに、くしやヘアブラシを洗うメリットをご紹介します。
1つ目はきれいな状態を保つことで雑菌の繫殖を防げるので頭皮の炎症やニオイのリスクをぐんと下げることができます。
そして2つ目は素材に適したお手入れをすることでブラシが長持ちすることです♪
この2つが合わさることによって美髪へと近づきますよ。
くしが臭い!洗い方は?臭い予防と洗うメリットも解説!まとめ
ここまでくしやブラシの洗い方や洗うメリットについてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
以下にて簡潔にまとめさせていただきますので、ご活用いただければ幸いです。
・洗う際には熱湯を使用しない
・洗剤は素材のダメージを防ぐために中性洗剤を使用する(汚れがひどく落ちない場合には洗濯洗剤でも可)
・ドライヤーを使用せずに必ず自然乾燥させる
・乾燥させないと雑菌の繫殖に繋がる
・プラスチックは最初に汚れを取り、お湯と洗剤で洗う。つけ置きするとさらにきれいになる。洗う頻度は週1程度
・獣毛は水洗いせずにこまめに髪の毛やほこりを取り除く。取れない場合には天然毛専用のクリーナーを使用するとよい
・木製は水NG。乾きにくいため雑菌が繫殖しやすい。
・なるべく使用するたびに汚れを取り除くか、ガーゼやストッキングを付けて使用するときれいな状態を保ちやすい
・きれいにしておくことで雑菌の繫殖を防ぎ頭皮の炎症、ニオイを避けることができる
・さらにブラシが長持ちする
以上がまとめとなります。
これで完璧にマスターできたので、毎日いつでも気持ちよく使えるようにブラシの清潔を保つように心掛けていきましょうね♪
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