夏のボーナスの季節がやってきます。
産休・育休の場合、ボーナスが支給されるのか気になりますね。
女性だけではなく、男性も休みが取れるようになり、ボーナスに影響するのでは?と思っている方も多いと思います。
子育てにはお金がかかります。
できればボーナスも欲しい。
減額されないならなお嬉しい。
と思いますよね。
産休・育休中であってもボーナスは支給されます。
会社に在籍していて、ボーナスの査定期間に勤務していれば、満額もらえるということが原則としてあります。
この査定期間というのが重要です。
査定期間中から産休が始まった場合、減額されることもあるということです。
詳しく調べていきたいと思います。
↓ 夏のボーナスの支給日の調べ方が気になる方はコチラの記事を参考にしてください ↓
ボーナスは査定期間中に産休を取っててももらえる!
ボーナスを支給されるにあたって、査定される時期があります。
夏のボーナスは、10月〜3月もしくは11月から4月の間が査定期間中にあたる企業が多いようです。
その査定期間中に、勤務していれば、その後産休に入ってもボーナスは満額もらえます。
ボーナスの支給時期に産休だったとしても、大丈夫です。
休暇中は、会社に在籍していないという扱いにはならないので安心してください。
とはいえ、勤務先によって就業規則は違います。
そもそも、ボーナスの支給は絶対ではないので、ボーナスが出ないという時もあるかもしれません。
従業員と同じ扱いになるので、勤務先でボーナスが出ないというときは、残念ながらもらえないと思っておいた方がいいと思います。
産休中ボーナスがもらえなかったらどうする?
この査定期間に働いているにも関わらず、ボーナスがもらえない場合は、労働組合や、労働センターに相談しましょう。
会社に交渉や指導をしてくれる機関となります。
ただ、今後復帰した時に、わだかまりが残ったり、勤務しづらい状況になると感じると泣き寝入りする人も多いようです。
男女均等法や育児・介護休業法というものがあります。
このように、出産・育児・介護などで休む従業員に対して不利益な対応をしてはいけないと定められているものです。
会社に在籍しているのであれば、ボーナスをもらうことができるので、相談することは当然の権利ですが、難しいこともありますね…
産休中にボーナスが減額されるのはどんな時
減額の可能性があるのは、査定期間中に産休に入っている場合です。
査定期間の途中から産休に入るときは、働いていない期間があるということで減額の対象になることが多いようです。
日割りの計算になるところもありますが、勤務先によって変わります。
就業規則や賃金規定というものが会社によって定められているので確認しておいた方がいいですね。
産休の後続けて育休をとる場合は、働いていない期間が長くなるので、事前に確認しておいた方がトラブルがないと思います。
産休中にボーナスをもらったら出産手当金等の手当はもらえない?
出産するにあたって、もらえる手当としては、
・出産育児一時金
・出産手当金
・育児休業給付金
があります。
出産育児一時金と出産手当金はボーナスのような臨時収入は減額の対象ではありません。
ただし、産休中に受け取る普段の給料の額によっては減額されたり、給付がないということもあるようです。
注意しなければいけないのは、年棒制の方です。
年俸制の場合は、ボーナスは臨時収入としてではなく、給料の一部とされることがあります。
この場合は減額の対象となります。
勤務先によって、扱いが変わってくることもありますので、確認が必要ですね。
ボーナスは査定期間中に産休を取っててももらえる!もらえなかったり減った場合どうする?まとめ
産休中でもボーナスはもらえます。
査定期間の間に勤務していることが条件です。
妊娠は、なかなか計画通りにはいかないものです。
査定期間の途中から産休に入る場合もあります。
また予期せぬ体調不良などで、休暇を取らざるを得ないということもあると思います。
勤務していない期間がある場合は、満額ではなく、減額される可能性もあります。
勤務先には、就労規則というものがあるはずです。
法律で定められているものではないので、ボーナスの支給そのものが会社によって色々ばらつきがあります。
後からトラブルにならないように、産休に入る前に会社の就労規則を確認しておくといいのではないかと思います。
出産や子育てにはお金がかかります。
出産にあたって、一時金などの手当もありますが、ボーナスがもらえたら助かりますね。
近頃は、男性も育休を取りやすくなってきています。
男性は査定期間が終わってから、育休を取るという調整もできるかと思います。
女性の場合は、そのようにうまくいかないこともありますね。
でももらえるものはありがたくもらっておきましょう。
休暇中も、会社に在籍しているという扱いになっているので当然の権利かと思います。
産休に対して理解のない勤務先も、まだまだ多くあるのも事実です。
休暇が終わった後、お互い気持ちよく復帰できるように、あらかじめ調べておくことでトラブルが少なくなるのではないでしょうか。
コメント