出産というのは人生において一大イベントです。
赤ちゃんが産まれると、お祝いをもらうということが多くあります。
ですが、赤ちゃんが産まれた後は、今までの生活が一変してしまいます。
お祝いをいただいた人に、内祝いを贈らないと…
と、思いながらも、なかなか手が回らないということもあると思います。
贈る時期や、どのようなものがいいか、など、考えることは多々あります。
あらかじめ知っておくと、いざというときに安心なのではないでしょうか?
内祝いを贈るということは出産祝いをもらった人へのお返しです。
1ヶ月以内を目安に遅れば問題はありません。
また、内祝いを選ぶということも、簡単ではありません。
どのようなものがいいか、金額はいくらくらいか?など、
出産前の余裕がある時期にリサーチし、考えておくと慌てることはないと思います。
どのように準備をしておけばいいか、調べていきましょう。
ここでは出産内祝いに関する豆知識をまとめてみました。
出産内祝いに関するさまざまなお悩みを解決していきます。
出産祝いのお返しはいつまでにする?
基本的に、出産祝いのお返しは出産祝いをいただいてからおよそ1ヶ月とされています。
そもそも出産のお祝いは、出産から1ヶ月の間にいただくことが多いのですが
この時期は、初宮参りといった行事があったり
里帰り出産をすれば、そろそろ自宅に戻ろうかと考えるころ。
出産内祝いの準備はぜひ産前にしておくのがおすすめですよ!
誰にお祝いをいただくのか詳しいことは分からなくても、なんとなく予想はできるものです。
細かく決めなくても
親族には〇〇〇
友人には〇〇〇〇
職場の人には〇〇〇・・・
というように、ざっくり決めておくことで焦らず対応できますよね。
最近の産院では、出産準備リストや出産内祝いのカタログを院内に設置していることも多いのでぜひ、活用してみてくださいね。
慌てなくて済むのはもちろん、前もって旦那さんともゆっくり相談できます。
最近ではネットでも簡単に手配することもできますね。
郵送する場合に、配送日をあらかじめ予約できるものもあるので、今のうちから目星をつけておくことをおすすめします!
まずは手始めに内祝いの総合ギフトサービスショップを簡単に見ておいて予備知識を付けておくのも良いかもしれませんね。結婚するならゼクシィでお馴染みのゼクシィは出産時にもとても頼りになります。ここだけの話、内祝いの面倒なことすべてを解決してくれるので、是非参考にしてみて下さいね→ゼクシィ内祝い
遅くても2カ月以内に
絶対に1ヶ月以内に!と決まっているわけではありませんが、あまり遅くなってからお返しをしてしまうと失礼にあたります。
その場合、遅くても2ヶ月以内に贈れば問題はありません。
お詫びのメッセージなどを内祝いに同封するなど、相手への配慮もあると、不愉快な気持ちにはならないと思います。
『お宮参り』が終わってから、出産祝いが届いた場合も、同じく1ヶ月以内に贈るようにしましょう。
喪中の方からお祝いをいただいた場合
また、喪中の方からお祝いをいただいた場合はが必要です。
お盆の時期にお祝い事を行うこともタブーとされています。
慶事と弔事が重なった時は、弔事を優先するとされています。
喪中の方には忌明けを迎えた後に、
お盆の期間は避けて、内祝いを贈るようにしましょう。
たくさんのお祝いをいただくことがあると思います。
お返し漏れがないように、いただいたリストを作れば安心ですね。
出産祝いのお返しは出産前に準備しよう
産後は本当にバタバタします。
内祝いまで気が回らないというのが正直なところです。内祝いを選ぶということは、体力も気力も必要ですからね。
ですが、赤ちゃんの誕生を祝ってくださった方への感謝の気持ちも忘れてはいけません。
出産祝いは、自分の親しい人たちからいただくことが多いと思います。
出産前も準備などで忙しいですが、産後に比べると、心に余裕があります。
その間に、なんとなくでも内祝いはどのようなものがいいか?と考えておくと、産後に焦らなくても大丈夫です。
相手に合わせて、送り分けをすることも大切です。
親戚にはコレ
友人にはコレ
職場関係の人にはコレ
など、何種類か用意しておいてもいいですね。
出産祝いの金額相場は?
初めて出産する場合、どれくらい出産祝いを頂けるかという予測が付きにくいかもしれませんね。
頂けるものや金額によって、お返しも変わってくるので、頭の片隅に覚えておくと良いですよ。
出産祝いは関係性によってかわってきます。
一般的には
■家族や兄弟・・・10000~100000
■親族やいとこ・・・10000~30000
■友人・・・3000~10000
■職場・・・3000~10000
■知人・・・3000
■連名の場合・・・1000/人
地域によっても異なりますが、およそこのくらいだといわれています。
わが子のときには
兄弟からは大量のおむつとおしりふき
いとこからは おもちゃ
友人夫婦からは商品券やお祝い金
なかよしの友人グループからは連名でベビー服のギフトセットなど
本当にさまざまでした。
関係性にもよりますが、お祝い金として現金をいただくだけではないのが現実的なところかなという印象です。
内容が違うにしても、お祝いしていただく気持ちには変わりないので
心をこめて出産内祝いをえらびましょう。
出産祝いのお返しは何を贈る?おすすめギフトと向かない物
内祝いは何を贈ればいいか?
悩みどころですね。
もちろん相手の好みに合わせたものが喜ばれると思いますが、一人一人違うものを選ぶということは、大変な作業です。
そこまでこだわる必要はないかと思います。
では、どのようなものが選ばれているのでしょう。
内祝いに適しているもの
内祝いには熨斗をつけることが一般的です。
赤ちゃんの名前でつけますが、最近では可愛いデザインのものや写真入りのものなど、個性を出せるものも多くあります。
もちろん贈る相手にもよりますが、このような熨斗をつけるのもオススメの一つです。
おすすめギフトを下記にまとめましたので参考にしてみて下さいね。
・カタログギフト
カタログギフトは、相手に好きな商品を選んでもらえます。
年齢や趣味に関係なく、期間内であればいつでも注文できるということが1番の魅力です。
どちらにもメリットがある商品だと思われます。
こちらは内祝いとして、とても人気があります。
金額を選べるということもいいですね。
命をまもるカタログギフトとして、防災グッズだけを集めた「LIFEGIFT」シリーズも人気です。防災グッズは大切だと思っていても、今じゃない…あとで揃えよう…と、してしまいがち。自分ではなかなか腰を上げられない必需品を、ちょっとオシャレな形で贈るのもおすすめですよ。
・セットギフト
ジュースなどの飲み物がセットになっている商品も人気です。
スイーツなど食べ物も多くあります。
いわゆる「消えもの」と呼ばれるものは、贈りやすい上に種類も豊富で、相手の好みに合わせ やすいですね。
食べ物を選ぶ場合は、賞味期限にも気をつけましょう。
・洗剤、生活雑貨
実用的なものは、もらっても困らないものです。
特に洗剤などの消耗品はいくらあっても足りません。最近ではバスボムなども人気のようです。
普段使っているものではなく、パッケージが可愛いものはインテリアとして使ってもらうのもいいかと思います。
自分では買わないけど、もらうと嬉しいと感じてもらえる商品を選ぶことも楽しいのではないでしょうか。
実用的なものといえば、タオルや寝具も人気があります。
・名入れギフト
お子さんの名前の入った商品です。
昔から、内祝いとして定番の商品ですが、もらった側は使いにくいと感じてしまう場合もあ ります。
こちらは、両親や、義両親などの親しい親族には喜ばれると思います。
内祝いとして適していないもの
まず、内祝いはいただいた商品の1/2から1/3の金額をお返しするのが一般的です。
お返しが高すぎるものや、逆に安すぎるものも相手に失礼にあたります。
相手が不快に思わないことが大切です。
・縁起が悪いもの
刃物は、「縁を切る」
櫛は、「苦しい、死」を連想すると言われています。
例えば老舗の商品で良いものであっても、選ばないようにしましょう。
・弔辞に使われるもの
塩や緑茶などの日本茶は、弔事で使われることが多いです。
飲み物を選ぶ場合は、コーヒーやジュースにした方がいいですね。
出産祝いのお返しのマナー
出産祝いのお返しをする際に気をつけておきたいことを改めてお伝えすると、次のとおりです。
- お祝いをいただいてから1ヶ月程度でお返しをする
- お盆や忌中の時期はずらす
- お返しに現金はNG
- お返しの品として「刃物」や「ハンカチ」は避ける
- いただいた額の1/2~1/3ものをえらぶ
- 出産祝いのお返しは郵送でも手渡しでも
順番に説明していきますね
お祝いをいただいてから1ヶ月程度でお返しをする
お祝いを頂いてから期間があいてしまうのはよくありません。
そうならないためにも余裕をもって準備しましょう。
あまり早くても、お祝いをいただくつもりでいたのかと思わせてしまうので
1ヶ月ほどが望ましいですね。
お盆や忌中の時期はずらす
慶弔が重なった場合、優先するのは弔事です。
せめて四十九日が終わるまで待ちましょう。
これと同様に、実はお盆の時期も避ける必要があるんです。
お盆は、ご先祖様の魂が帰ってくるとされるため供養する時期にあたります。
意外と知られていませんが知っておくとよいですね。
お返しに現金は✖
お返しに現金をおくるのはNGです!
お祝いに相場があるようにお返しにも相場はありますが
それはお返しの品を考える目安にするだけにしましょう。
お返しの品として「刃物」や「ハンカチ」は避ける
刃物は「切れもの/関係を切る」という意味が
ハンカチには「手布/ぎれ」と書き、相手との縁を切るとされています。
どちらも悪印象になるもとなので選ぶのはやめましょう。
いただいた額の1/2~(高額であれば)1/3のものをえらぶ
これはあくまでも目安で大丈夫です。
人によっては高額になる場合もあるのでその場合は1/3程度に。
わたしは「お返しは半返し」の言葉をうのみにしてしまい
あとからお礼の電話でかなり気をつかわせてしまった経験があります。
相手も気持ちで贈ったものなので、お返しが立派すぎるとかえって遠慮してしまうようです。
こういうこともあるのできっちり考えなくても
失礼のないようにさえすれば大丈夫!
最近では、内祝いの品と一緒にメッセージカードを添えることも
よくあります。
これにより、あかちゃんの紹介・お披露目も兼ねることができますよ。
出産祝いのお返しは郵送でも手渡しでも
また、お返しは郵送と手渡しのどちらでも構わないですが
親しい人には直接お礼の気持ちを伝えながら渡せるといいですね。
郵送する場合には熨斗(のし)をつけるのが一般的です。
表の上部に「内祝」、下部に「あかちゃんの名前とよみがな」を記します。
以上のことに気をつけて
お返しをえらんでみてくださいね
出産内祝いとは?
そもそも、内祝い返しとは何なのでしょう?
もともと「内祝」とは、「身内のお祝い」という意味で、嬉しいできごとがあったときに親しい人を招いてお祝いする行事のことをさします。
現在はお祝いをもらった人に対するお返しとされていることが多いようです
まとめ
出産祝いのお返しについてお伝えしました。いろいろ気をつけることはありますが簡単にまとめると
・出産祝いのお返しはお祝いをいただいてから1カ月程度
・出産祝いの金額は関係性によって異なり、お返しは一般的にはおよそ1/2~1/3の予算で用意
・お返しは刃物やハンカチは避けて、弔事と重なったら四十九日以降にお返しを
特に第一子の出産や、身近に出産した人がいない場合は
出産祝いや出産内祝いについてかなり頭を悩ますのではないかと思います。
いろいろ気をつける点はありますが
感謝の気持ちををしっかり伝える!
これに限ります
これは補足になりますが・・・
産後は特にホルモンの関係で気持ちが高ぶってしまうことが多いです。
お返しやお礼をするときは落ち着いて対応するように心がけましょう。
特に友人にはいろいろ話したくもなるしかわいいわが子をみてほしい気持ちにもなります。
しかし未婚の人にとっては未知な話。
つい教えたくなってしゃべるとかえって自慢話になってしまったり上から目線で話されているように感じる人もいます。
興味がある人や知りたい人は自ら聞いてきてくれるので、そうなったときにたくさん話してあげましょう。
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