シミやそばかすの原因になるので女性にとって日焼け対策は必須ですよね。
ところで、あなたは車に乗るときも紫外線や日焼け対策をしていますか?
特に、車に乗っているときは日差しを遮ることが出来ないので対策はしっかりしたいものです。
「UVカットガラスだし、日焼け止めも塗ったし大丈夫!」と思っているあなた!油断してると後悔することになりますよ…。
では、いったいどうすればいいのでしょうか?
この記事では、そんなあなたのお悩みを詳しくご紹介していきます。
車の中での日焼け
日焼けとは、日光によって皮膚がやけどしている状態のことで、日焼けの原因は「紫外線」。
波長の長さによって「UVA」・「UVB」・「UVC」に分類され、UVAとUVBが日焼けに大きく関係しています。
紫外線の9割を占めているUVAは、お肌の奥深くにある「真皮層」になで浸透していくので、ハリ・潤いに重要なコラーゲンやヒアルロン酸に徐々にダメージを与えるので、シワやたるみ、シミ、そばかすと言ったお肌の老化に繋がっていきます。
また、紫外線中に1割しか含まれていないUVBですが、お肌を赤くしてヒリヒリさせる「サンバーン」(炎症反応)やお肌を黒くさせる「サンタン」(色素沈着反応)を引き起こし、皮膚表面のDNAを破壊してしまうなど生命への影響がとても大きいのが特徴です。
日焼けと言えば、直射日光が直接当たるから日焼けしそうなイメージですが、実は直射日光が直接当たらなくても日焼けはするそうです。
理由は直接光はもちろん、光が反射して間接光として届いているからだそうで、女性の天敵でもある紫外線も同じで、目に見えない紫外線もかなりの量が車の中に入り、乱反射して肌に当たっているそうです…。
車にできる日焼け止め対策
車で出来る日焼け対策をご紹介します。
サンシェード
紫外線カット効果のある布を張ったシェードを吸盤で窓に取り付けるもので、紫外線を車の中に入れない効果があり、日焼け防止が期待出来ます。
また、直射日光を車の中に入れないので車の中の温度が上がるのを防いでくれるメリットもありますが、運転席や助手席にはサンシェードを取り付けることが出来ず、後部座席やバックガラスにしか使用出来ないのがデメリットです。
スモークフィルム
紫外線カット効果のあるフィルムを直接窓ガラスに貼る日焼け防止アイテムです。
透明なものから黒い色のついたものなどバリエーションが豊富です。
スモークフィルムは、運転席や助手席の窓ガラスの貼ることが出来ますが、可視光線が70%以上透過するものでないと道路交通法違反になってしまうので注意が必要です。
また、ネットで車種に対応していてカット済みのものが売っているので自分でカットする手間が必要なく隙間なく貼れるのがメリットではありますが、自分で貼るとどうしても空気や小さいゴミなどが入ってしまったり、貼ったのに劣化ではがれてしまったりするのがデメリットです。
キレイに仕上げるなら専門業者に依頼するのがオススメです。
カーバイザー
運転席や助手席のサンバイザー(日よけ)に挟んで使うアイテムで、正面から入ってくる日差しを遮るので、紫外線カット効果の他に太陽や夕日が眩しくて前が見えづらいときにも役に立ちます。
遮光カーテン
紫外線カット効果のあるカーテンを車の窓に沿って付けるアイテムで、紫外線から守ってくれるだけでなく、直射日光を防ぐので車の中の温度上昇を抑え、冷暖房の効きを良くしてくれます。
カーテンを閉めて走行するのは視界を妨げることになるので、長距離ドライブなどで休憩するときに使うのがオススメです。
車に乗るときに自分で出来る日焼け対策
車への対策は分かっていただけたと思いますので、次はあなた自身を日焼けから守る対策をご紹介しますね。一般的なものもありますが、あなどらず、基本が大切ですよ~
日焼け止めクリーム
日焼け止め対策と言えば日焼け止めクリームですよね。
重ね塗りしても白くならないものやベタベタしないもの、手軽なスプレータイプのものなど様々な種類が販売されていています。
日焼け止めを選ぶ際のポイントとして「PAの強度」を重視して選びましょう。
SPFはUVBの紫外線対策に効果があり、PAはUVAに効果があり+が多いほど対策が出来るそうです。
車の中での日焼け対策には、SPF50の日焼け止めクリームよりもPAの+が多いものがオススメです。
また、日焼け止めの効果を保つために2~3時間おきに付け直すのが効果的です。
日焼け止めの塗り直しについての詳細はコチラの記事をご参照ください ↓
UVカットアームカバー
二の腕あたりまで覆う手袋タイプの紫外線防止アイテムで、指先まで隠せるものや指先が出てるタイプもあり、ハンドルが握りやすく運転にも支障が出ないのでオススメです。
また、冷感素材のものや吸汗素材のものもあり、暑くてもひんやり感を実感出来ます。
フェイスマスク
目の下から首までを覆うマスクのようなもので、日焼け止めを塗るのが面倒と言う方にピッタリなアイテムです。
目しか出ていないので少し怪しげに見えますが、運転するだけなら問題はなさそうですよね。
車内の日焼け対策で注意するポイント
フロントやフロントサイドの窓ガラスは、可視光線が70%以上透過するものを使わないと道路交通法違反になってしまいます。
また、遮光カーテンやフェイスマスクなどは効果を高めようとして隙間なく覆ってしまうと視界が悪くなり事故を起こしかねないので運転を妨げないよう注意が必要です。
運転席や助手席UVカット率90%、実際の効果はどのくらい?
結論から言うとUVカット率90%でも10%の紫外線を浴びていることになり、日焼けはします。
市販品だとどれも90%以上のカット効果があり、車のガラスでも紫外線カット効果はありますが、フィルムほどカット率は高くありません。
車の透明なガラスは、紫外線を60~70%ほどカットしてくれますが、紫外線を完全に防ぐわけではないので、車に乗っていても日焼けはします。
カット率100%のフィルムもあり、一切紫外線を通さないので日焼けはしません。
紫外線対策を考えるのであれば、90%のカット率のフィルムよりも100%のフィルムのほうが紫外線を通さないのでいいです。
車の中の日焼け対策!運転席で日差しから身を守る!まとめ
この記事では、車の中いるとき、運転席でも助手席でも日焼けから身を守る対策についてまとめました。
車に施せる対策、あなた自身にする対策、車の日焼け対策に置いての注意点などをご紹介しています。
紫外線や日焼けは夏だけと思っている方もいると思いますが、実は春から夏にかけてがピークと言いますし、その時ばかりではなく一年中日差しは照り付けています。
様々な用途に合わせて上手に紫外線防止アイテムを使って快適なドライブにしたいですね。
コメント